2006年2月には欧州大手メーカーCLJよりアルバム「NIL」を発売し、海外進出。 ドイツでワンマンライブを行う。 人気の秘密は5人の端正なヴィジュアルもそうだが、 ボーカルのルキによる悲しみを綴った詩も人気の秘密である。 ルキは「幸せを歌うことに魅力は感じない」と主張しており、 今後の独自の詩世界の展開が期待される。 2005年に所属事務所のPS COMPANYがキングレコードと提携し PSmusicとしてCDを流通しているため、 ランキングはメジャーチャートに入っているが、 正式にメジャーデビューを果たしているわけでなく、 本人達も武道館のステージで「(メジャーデビュー自体には)興味はない」としている。 現在、表記を“the GazettE”としている。
ヴィジュアル系(ヴィジュアルけい)とは、日本のロックバンドやミュージシャンの様式の一つ。厚化粧や派手な衣装、演出が主な特徴となる。ポピュラー音楽のジャンルの一つに分類される事もある。Xやその他の同時期に活躍していたバンド以降に現れたバンドや、それらの影響を強く受けた世代のバンドが主にヴィジュアル系と呼ばれる。
ヴィジュアル系という言葉自体は後付けであり、特徴はあるもののその定義は曖昧である。90年代になってから使われはじめ、デビュー時頃のXが使用していた「PSYCHEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCK」というフレーズから"VISUAL"を取ったという説が有力である。それ以前に使われていた呼び名の一つに「耽美系」、「お化粧系」などがあった。また、主に最近では「Visual」のVをとって「V系」とも呼ばれる。そして、「ヴィジュアル系の元祖はX(X JAPAN)であるが、X自体はヴィジュアル系とは呼ばれない」というのが通説である。